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“何時かは100Km” 2010 セルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝 挑戦記


セルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝     2010年9月19日
レースの行程、疲労の限界を感じペダルを漕ぐ足を止めた、溜め息を付きながら、フッと左側に目を
やると、悠然と聳え立つ標高3000m超の“御嶽山”の勇姿が。
調子良く漕ぎ続けていれば、全く気付かずに、通り過ぎていた事でしょう、これぞ弱者の特権?

イヨイヨこの日がやって来ました、思い起こせば今春、常連Aさんから「ヤダさんが出るんなら、僕も出ますは」と、現役MTBエリートカ
テゴリーライダーにして、’08王滝キング・オブ・MTBで在らせられるお方のお言葉とは思えない“お気楽な”お誘いに「ワタシが出ても、
42キロですよ」でエントリー決定。 
エントリー後、この日に照準を置き、草花粉症の納まり始める6月から、順調に体調を整えて来たのですが、世の中何事も思い通り
には行かないものですネ、夏風邪による8月中、丸一ヶ月のノーライドetc・・・色々な不安を抱えての初挑戦、如何成ります事やら?
出不精にて、普段、自動車での遠出も間々
ならない私にとりましては、長野県への移動
は一大事。
連休初日で渋滞する中央道、中津川ICをや
っとのことで脱出、、会場の長野県王滝村を
目指します。
勾配を登るに連れ、景色はドンドンと壮大な
山の雰囲気に
会場まで30分位の地点の温度掲示は23度。
確か下界は猛暑日の予報が出ていましたが。
更に進む事10分、21度を表示していました。
明日、雨でも降ったら、凍死モンと少し不安に
昔ながらの民間薬の製造元がロード
サイドに。
こんな山の中に有ったんだ〜
安物ナビを頼りに、何とか会場の証に辿り着く
事が出来ました。
私にとっての、第一関門、突破です
会場ではパーツメーカーやバイクメーカー
のブースが。
このイベントは、原則、前日受付ですから
出展はこの日がメインのお披露目なので
しょう
世界に誇る日本代表、SHIMANOは、新発売と
なるニューXTRのお披露目に余念が御座いま
せん。
何時も出ているらしい、当店のメインブランドTR
EKのブースが無い?
当店の身内的常連だった、同社の広報T君に
会えるのを楽しみにしていたのですが。
まあ、どうせ再来週展示会で会えるか〜
受付を済ませ、Aさんのお子さんの運動会絡
みで午後出のAさんTさんの到着まで、スター
ト地点の確認の為のウォーミングUPに出動。
42Kmのスタートは、会場から11Kmも離れて
いるです。
移動中もこんな景色を楽しみながら
42Kmのスタート地点の直ぐ手前には自然湖が
カヌーイストで賑っていました
休憩がてら、記念撮影。
明日は、流石にこんな余裕は無いでしょうから
バイクの装備について。
何時ものトレールライド仕様から、ニワカ
大滝仕様に。
パンク対策の為、チューブをダウンチューブ
下のツールBOXとサドルバックに計4本、
フロントフェンダーは息子のクロスから拝借。
クロカンレースでは常識だそうな、古チュ
ーブフェンダー、普段は装着しないボトル
にはスペシャルドリンクを挿入。
水は何時ものキャメル・バックで
ハンドル周りにはメーター、42Kmコース用ライト。
ネイサンのフラスコ・ボトルにはTOP10の原液を
午後4時、Aさん達と合流。
早速、宿に直行。
写真は明日の為のスペシャル・ドリンク
を準備するAさんとTさん、経験が豊富な
お二方は慣れた手付きで淡々と、皆さん
準備万端です。
道中、コンビニなんぞ御座いませんので
特に、エネルギー系には万全の装備が
必須です。
色々為になる、実戦情報を御伝授頂きました。
お二方共、100Kmにエントリーです。
入浴、夕食を済ませ、午後9時には就寝
午前3時起床。
4時過ぎには会場入り、100km、120kmのス
タート地点となる、メイン会場では、真っ暗なウチ
からスタート位置確保の為に慌ただしい数のバイ
クが並んでいます
空が大分明るくなって来ました。
雲っていると思っていましたが、濃い朝靄でした。
日が昇るにつれ、朝靄も薄らいで来たようです。
100Kmクラスは6時スタート。
私の出る42Kmコースは、7時スタートですが
11Km先のスタート会場となります
装備の準備に余念が無いTさん。
先週、伊良子で行われたトライアスロンに初
挑戦されたばかりとの事、タフですネ〜
Aさん達のスタートをお見送りしたかったの
ですが、11Km先までの移動がありますの
で、暫しのお別れです。
体感10度位でしょうか、体が暖まるまでウ
インドブレーカーを羽織る事にしました。
Aさんに出陣前の勇姿?を撮って頂きまし
た「では、先輩方、行って参ります」。
42kmの方々の移動が始まっていました。
100kmの部は945人、120Kmが62人、我が
42Kmの部は479人がエントリー
昨日、下見時に訪れた自然湖は、朝靄がかかり、実に幻想的な情景、つい立ち止まって
しまいました
スタートを待つ42Kmの部の参加選手
スタート時間が迫ってきました。
スタートラインに移動です。
先頭はズ〜ッと先です
サ〜ッ、いよいよカウントダウンです
スタートしました。
序盤は10km近く舗装路が続きます。
私の並んだ真ん中辺りの方々は、完走目的の方が多い
らしく、ややのんびりのクルージングモードです

最初は目を疑いました。
何と、一輪車で参加の方が。
完走されたんでしょうか?
行程中、数箇所のトンネルがあります。
其のうちの1箇所は、長く完全に真っ暗、そこで、「
ライト装着要」の意味が理解出来ました、しかも、軽
トラ1台が何とか通れる位の狭さです
ダートに突入。
土と言うより、ガレキと砂。
トラクションが非常に悪く,トルクの変動で
直ぐ空転してしまいます。
ペダリングの下手な私は、Wサスにかなり
助けてもらいました
「あんな所を登って来たのか」と思える高度感。
登っては下り、登っては下りの繰り返し、疲労が
蓄積し、登りを見るたびに「何時になったら終わ
るの」という思いが
下りも、何時ものトレールの様なテクニック
は必要ありませんが、路面には角のある
石が点在、気が抜けません。
かなり高速になる為、石にヒットしようものな
ら、大惨事必至です
不運にもパンクに見舞われた方が。
高速の下りが多くなると、下りの度に
この光景が、1Kmに一人のペースと
言ってイイ位。
パンクしなくてラッキーでした
女性の参加者の姿も、チラホラ。
下りで抜けても、必ず登りで抜かれるんです。
この大会は、やはり登りでキマリです
仲間待ちで、ご休憩中の方にお願いし、や
らせ写真をお願いしちゃいました。
三脚なんぞ出している体力的余裕は御座
いませんので
意識朦朧、やっとの事でゴール。
しかし、長く感じました。
42kmがこんなに長いとは。
最後はヒダダ師匠直伝、走り撮りでゴール
行程、水溜りが点在、マッド対策は
有効でした
ヘトヘトの私。
早速、メイン会場への帰還を目指しましたが、
途中、Aさんのゴール予定時間の「5時間位か
な」が脳裏に浮かびゴール地点に引き返し。
暫く待機していると、100kmのトップがゴール
TOPに遅れること約3分、Aさんが登場。
流石、貫禄の2位!
長い戦いを称え合う、ワン、ツーのお二人。
お二人共、100kmを走り終えても、疲れた
様子が有りません。
まだまだ走れそう。
私は「もうウンザリ」と言うのがゴール時の感
想。
しかし、時間の経過と伴に、「完走」という満
足感がモクモク。
来年は鍛え直して“100km挑戦?”なんて
思いも、やはり、無理かな〜


私の“王滝”感
 私の住んでいる津市とは、やはり自然のスケールが違います、また、そのスケールに“恐れ”も。
今回は天候に恵まれ、コンデション的にはベストだったと思います、でも、毎回こんなコンデションであるはずがありません。
昨年の春の大会では大雨が降ったそうで、後ろの方でパンク、日が傾く、寒い・・・想像するのもイヤですネ。
コース的には、下りのスピードに理性をもって下れる方であれば、安全で、林道走行経験位あれば、後は持久力のみ。
バイクも贅沢を言い出すとキリがありませんが、10万円位のMTBを所有されている方であれば、装備的には充分と思います。
リザルトを見ますと、42kmでは90%以上、100kmではやはり、過酷なんですね、60%位の完走率となっていました。
参加者の年齢層は30〜40歳代が多く、50、60歳代の方も結構おられます、この辺はロングのトライアスロンに似ています。
50代の私も当分楽しませてもらえそうです。
疲労感では、私のエントリーした42kmで、ロードバイクでの100km位のフィーリングです。
下りで体を休める事が出来ませんからネ、したがって、100kmを完走するには200km以上のオンロード走行が出来る持久力
が必要と思います。
100kmか〜、出てみた〜い。   それには、とにかく、乗らないと、春には決断です