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 「しまなみ海道」2016

                                             

「しまなみ海道」親子ツーリング  (2014年11月11,12日)
 
 今春、何時も拝見している、あるショップ・スタッフさんのツーリングレポートに「しまなみ海道」が登場。
綺麗な写真に見とれながら、そのレポートを拝見して行くうちに、記憶の片隅に在った島の名前を発見、丁度2年前に他界した
友人の生まれ育った島、愛媛県の「大島」である。
腰の重い私ですから、その後、気にはなれど行動に移せずズルズルと夏も終わろうとする時、たまたま広島から来られたサ
イクリストの方に「しまなみ海道」についてお聞きしたところ、「行くなら秋が最高ですよ、陽の角度が絶妙で、一番美しい、夏は
暑いだけです、辞めておいた方がイイですよ」との情報を頂きました。
初夏、昨年セガレが購入して活躍している、TREK CROSSRIPの私サイズの店頭在庫(売れ残り)に手を出して間もないと
いうナイス・タイミング(?)。
その頃から、妄想は独り走り、セガレの休暇の調整等、計画はついに実行に(オーバーですナ、今までお逢いした中で、一番
素敵な大学生だった、彼
に読まれたら鼻で笑われます、きっと)
   午前3時に起床。
高速の深夜割引を当てにして、4時前に高速道路に
侵入。
我、津市から360kmの移動の始まりです
渋滞を懸念、阪神の都市部を抜けるまでノンストップ。
岡山の吉備SAで休憩&朝食。
運転は終始セガレがやってくれました(ありがとネ)
 
 
   ナビが「ココで降りろ」とナビゲート
大林信彦 監督の映画に出て来そうな、尾道の
細目の坂道をひた走ります
 
   思いの外、早い時間帯に、尾道駅前湾岸駐車場
に到着。
二階はガラガラ、バイク積載に適さない(なかった)
家内の車に無理やり2台の自転車を積み込む為
リヤ・ディレラーまで取り外す羽目に、乗れる様にす
るためには、少し手間暇&スペースが必要です
 先週、試し積で、一度は諦めたものの、色々と工夫
をしつつ、こんな感じで何とか積んでくることが出来
ました
 
   やっと、準備完了。
スタートの前に、記念撮影です
この建物は、駐車場に繋がっているホテル。
小さな町ですが、オシャレで、活気を感じる町 
 
   尾道→最初の島「向島」間は、安全を考慮し、渡船
で渡ることを勧めています。
対岸までは目と鼻の先、200mおきに渡船乗り場が
ある感じです
観光案内所や、駐車場のレンタサイクルエリアで
頂ける、サイクリングマップです。
コチラもプリントアウトしておくと見易いかも
 
   渡船の代金は110円でした。
船の中で、現金で払います。
数分のクルーズです
 さあ、サイクリングの始まり。
マップでは、四国の今治まで、約70kmとなってい
ます。
お勧めコースとして、ロードサイドの「青い線」がナ
ビゲートしてくれるそうです。
少し安心しました
 
  「向島」に入り、暫く、内陸を走ります。
本当に良い天気に恵まれました 
 島を反時計回りに走ります。
突き当たると左折、海岸沿いに進みます。
海と言えど瀬戸内海、海面は川の様な早い流れが
あります
 
  年配の方々が釣りに高じておられました。
水は綺麗で、流れが速し、ココで釣れる魚はさぞ
美味しいんだと思います。
老後、こんな所で、毎日釣りをして過ごせたら幸せ
かも・・・みなさん、どうお思いなのかな? 
 
 自転車で渡る最初の島「因島」への橋、「因島大橋」が見えてきました
 
 この季節の陽の光は煌びやか、でも、とても優しい
   橋のある道、詰り高速道路の下を潜ることが
度々あります
突然、橋への進入路が現われます。
ロードサイドのブルーのラインは、常にチェック
が必要。
余程、土地感が無いと、夜の走行は難しいかも。
また、強力なライトも 。
トラブル回避という意味で、明るい内のサイクリン
グがお勧めですネ
 
   7月19日~来年3月31日まで、通行料が
タダになっています。
有料時は橋ごとに、50~200円の料金が
必要です
 ループ状のアプローチロードを登って行きます。
歩行者の方もおられるので、御注意を。
また、橋によっては、原付も同じ道路を走ります。
このアプローチ・ロードは、どちらかと言うと、中で
も広い目なんです
 
 
「因島大橋」は、1270mあるそうです
   「因島大橋」のみ、高速の下を走ります。
他の、5つの橋は自動車道の横を走ります
 下界の景色はは、金網越しになって仕舞います  
  「因島大橋」を降りてすぐ、大きな恐竜のオブ
ジェのある、因島大橋記念公園の入り口付近
の坂道を少し登った所に是非行って頂きたい
所が御座います 
 はっさく大福の「はっさくや屋」さんです。
店内には、バイクスタンドも。
トイレもお借り出来ます
 
  定番の「はっさく大福」をメインに、季節に
よって、他の大福のラインナップも在るよ
うです
 はっさく大福と、ぶどう・甘夏大福を2ケづつ購入
店内で1ケづつを頂き、行動食として残りをバッグ
に。
絶妙な酸味と甘さ、引切り無しにお客さんが来ら
れていました。
帰路のお土産の為に、訪ねてみたら、売れ切れ
次第で終了とのこと
 
   セルフで、コーヒーも頂けます
ガラス越しの勇壮な景観を楽しみながら、 大福
とコーヒーを頂きました
 
  因島は、海岸線、内陸半々の割合。
突然、左折のサインがあったりします 
 
3番目の島、生口島への橋、生口橋が見えて来ました 、カメラを構えながら走る私
 
 前方のカップルを、ロック・オン
   走っているところも、セガレ
 同、私  
 
幾何学的もに、美しい橋です
 
 海面に映る陽の光が何とも言えません、生口橋は790mです
  生口橋を横断中のセガレ 。
この橋からは、橋の上を走行出来るんです
生口島は、主に海岸線を走ります。
瀬戸内海には中型船の造船所が沢山在るようです 
 
  芸術音痴の私でも、名前位は聞き覚えが御座い
ます。
前方には、平山郁夫美術館が見えて来ました。
先を急ぐ「ゲセワな親子」は、勿論スルー 
 3番目の橋、「多々羅大橋」へのアプローチ  
   アプローチのループ・ロードはレモンを始め、ま
るで柑橘類の畑の中を走っている様です。
手の届く所にレモンが生っています。
道の駅で売られているレモン、5ケ入って120円
とメチャ安でした
「国産レモン発祥の地」の碑   
   これから渡る「多々羅橋」です
 休憩所で寛ぐセガレ。
ココで先客の方が、休憩中でした。
30代前後の青年、大きなザックを背負いながら
のサイクリングです。
お話を伺うと、「大阪から、自走でここまで来まし
た、1週間休みが取れたもんですから、今治まで
行って、同じ道を戻ろうと思います」とのこと。
彼にも、色々と悩みは在るのでしょうが、少なくと
も、私には“至福の時”を満喫されている様に見
えたんです。
羨ましいな~、大昔、サラリーマンの時、こんな
心境になれなかった私・・・もう遅いナ
 
 
「多々羅大橋」は1480m
  アプローチロードは、橋の下面に手が
届きそう 
 
潮がブツカリ合い、荒々しい海面 
  「多々羅大橋」を降りると、最大の島、「大三島」
に上陸。
但し、サイクリング・ロードは海岸線の数キロを
かすめるだけです。
何故か、海自のヘリが展示されていました 
 我津市では、ドブ川と呼べるサイズの溝レベ
ルですが、何とフグが泳いでいました
 
   次の、5番目の島、「伯方島」への橋、「大三島橋」
が見えてきました
 「大三島橋」は、今回渡る橋の中では最古
の橋だそうです
 
  「大三島橋」 全長は、328m
 5番目の島「伯方島」に上陸。
こちらの島にも、造船所が
 
  伯方ビーチで休憩。
「伯方の塩ソフト」をセガレにおごらせました。
実は、帰路も食べたんです・・勿論オゴッても
らいました・・セガレのお気に入りだそうです。
セガレ曰く「塩が、甘みを引き出している」そう
な。
ここは、コマーシャルで有名なあの「伯方塩」の
伯方なんですネ 
 
前方に、最後となる6番目の島「大島」と、そこに渡る5番目の橋「伯方・大島大橋」
が見えます。
元々、人付合がよいとは言えない私の、数少ない友人の一人(だった)が、生まれ育
った島「大島」です
   「伯方・大島大橋」は全長1165m
 「大島」は最初の数キロの海岸線の後、島の内陸部を
縦断するルートです。

この「大島」は、丁度2年前、鈴鹿でモーターサイクル
のスペシャルパーツの小さな工場を営み、「頑固で・
偏屈な職人」として55年の生涯を終えた友人の、生
まれ育った島。
彼は、モーターサイクルのレースをしたい一心で、地元
の工業高校卒業と同時に、この島から鈴鹿にやって
来た。
今思えば「若かりし頃の、私の最も充実した数年間」は
彼との出逢いが無ければ、無かったかも

あの、一筋縄ではいかない、ブレない性格と、抜群の
センスはキッとこの島が育んだもの
 
   このコースで、唯一「峠の登り」を感じた所。
少し向かい風の往路の終盤で、大分疲れて来て
いたこともあるのかも。
「まだかいな?」と感じた峠のピーク辺りにて
 坂を下り終え様とするタイミングで、最後の橋、来島
海峡大橋の雄姿が目に入ってきました
 
  橋へのアプローチへの手前に「道の駅・よしうみ
いきいき館
」があります。
ココの海鮮焼は、お客さんで大変賑わっていま
した。
購入した魚介類を、七輪で焼いて食べるという
システムの様で、本当に美味そうに見えました。
今治での、宿の位置が分からない為、先を急ぐ
意味で、トイレとオヤツの購入に留まりました

*セガレとの約束、「今度来る時は、ココで食事を
する」
 
 
全長4105m、2つの島を跨ぐ、3つの橋から成り立っているそうです。
対岸が見えません 
  海底から約90m、海面から約60mの高さの
橋ですから、アプローチの為の、ループも雄大
です
セガレ   
  大きな、貨物船も楽勝に通過して行きます 
タマタマ、セガレが撮っていた動画です。 
私の発言に、長さを伺って頂けるかと
 
   長い長い橋も渡り切り、ループを下り始めます。
さあ、予約している宿を探さねば
 っと、ループを更に旋回。
途上、宿を呆気なく無く発見
 
  心配とは裏腹に、簡単に着いちゃいました。
「大島」の、七輪が~!、こんなことなら、チョッと
でも食べたかったかも。
で、今宵の宿は「サンライズ糸山」 。
公共の宿で、お値段もお手頃です。
食事のメニューは種類少な目、腹ペコ・サイクリスト
向けではないレストランが併設されています。
但し、オシャレ。
地理に明るければ、今治市内での食事も楽しみかも
知れません、あと、残りの体力も必要
部屋によっては、自転車を室内に置くことが出来
るんです。
予約のキャンセル料も発生せず、天候次第でキ
ャンセル可能なので、とても有り難い。
私共の様に、平日の利用は、空も多く、予約も楽。
浴衣、タオル、バスタオル、歯ブラシ、スリッパ有。
部屋に、トイレと洗面台、お風呂は部屋には無く
綺麗な大というより、中浴場があります。
部屋同様、見晴最高 
 
 
 部屋から、夕暮れの海峡を望みます。
セガレは、疲れからか、夕食までの1時間半の昼寝。
入浴、夕食後、午後9時には2人共爆睡
 
 翌、早朝6時起床。
朝の海峡を部屋から望みます
  いきなり、見難いモノをお出しして済みませ
んが、ココで、お気に入りGoodsの御紹介。
トレール・ライド、ロング・ライドには欠かさず
貼る様にしています。
ニューハレVテープです。 
但し、貼り方はメーカー推奨じゃなく、「アカツ
カバリ」、引っ張って貼る、スペシャル。
腰痛、背筋痛の予防に効果があります

注:「アカツカバリ」とは、当店のお客様が編み
出した、長距離を楽チンにしてくれる貼り方な
のです
 最近、膝に違和感を覚える様になってきま
した。
従いまして、大事を取って、両ひざにもVテー
プを、これで、かなり安心。
ココは、取説通りの貼り方です
 
 
 昨日来た道を折り返します。
逆走は、景色も全く別に見えるものです。
今治は、造船とタオルが有名なんだそうです
 
海水の分かれ目の様に、クッキリと2色に分かれている、不思議な現象 
 
橋の途中の島の砂浜、とても綺麗です 
 
 伯方・大島大橋を目指し、海岸線を走ります。
「大島」は、切石(城の土台の様なデカイやつ)の産地の様です
 
亡き友人の生まれ故郷、「大島」に別れを告げる為の、記念撮影です 
  帰路は、風が強く、幸いなことに、保々
追い風、場所により、軽いペダリングで
30km/hは楽勝。
今日が往路だったら、シンドかった事で
しょう ネ
「多々羅大橋」の、下りのアプローチ道路
には、スポンサーネーム入りのクラッシュ
パッドが施されています。
セガレに「張り付きシーン」をお願いしました 
 
   往路でスルーした、生口島のサンセット
ビーチです。
レンタサイクル、レストランに、サイクル
ショップもありました。
ココは写真撮影のみ
 正午を回り、そろそろエネルギー補給の時間。
レストラン「C・K」(コンビニ)で。
おにぎり、カップ麺、コロッケで昼食。
この場は、質よりカロリーですから。
この後、地元の同年輩の常連の方が、隣の席に。
結構フレンドリーな方で、話が弾み、「何処から?」
から始まり、お仕事のことや、家族の事等、楽しい
昼食会となりました。
今回の旅で、初めて「・・・じゃけん」て、言葉を聞き
ました(笑)。
旅先で地元の方と本音の話が出来るなんて、とて
もラッキー
 
  その昔、「因島」は、除虫菊(蚊取り線香
の材料)の最大産地だったそうです 
最後の橋、「因島橋」を渡る前に、往路に
寄った、「はっさく屋」さんで、オヤツと、家
内へのお土産の購入です。
帰宅後分かったのですが、「はっさく屋」さ
んの大福は、一般的に使われる求肥では
なく、御餅の皮を使用している為、時間が
経つと、硬く成るようです。
お店で、出来立てを頂くのが一番の様です

 
   先程渡ってきた、「因島大橋」の下を潜
って、尾道を目指します。
数キロ、海岸沿いを走り、市街地のある
内陸に向け右折します
帰路の渡船に乗船。
若干オーバーランした様で、行きに乗った
船着き場から、500m位先の船着き場に
着いて仕舞いました。
上陸後、車に戻り、自転車を搭載、帰路に
着きました。
車内で、「来年も来たいな~」等と話は尽き
ませんでした。
スッカリ大人になったセガレと、ジックリと会
話を交わすことが無くなりつつある昨今、良
い時間が持てたことも、この旅の収穫かも知
れません 
 


あとがき

出不精の私ですから、見知らぬ地に向かうだけでも、大仕事なのですが、昨今のネット事情、情報は比較的簡単に
手に入っちゃいます。
まあ、1泊2日の行って帰るだけのツーリングですから、細かい観光名所のチェックも必要無し、課題は、尾道での駐
車場と今治の宿、あとはルート位だったでしょうか。
Yahoo検索で、「しまなみ海道」と、検索するだけで、情報の山がドサッと出て来る時代です。
私が参考にさせて頂いたのはパブリックそうな「SHIMAP」でした。
何日か取れる方でしたら、寄り道をして、更なるお楽しみという手も有りと思います。
「しまなみ海道」に関しては、ワタクシ、サイクリスト(一応)と致しましては、やはり景色の素晴らしさに尽きます。
従いまして、ひたすら路面&前方のみの視線で走るには、あまりにも勿体無い、あっちキョロキョロ、こっちキョロキ
ョロ、休憩も、外で何か食べつつ、景色を愛でるに尽きる、次回訪れる時(いや、絶対行きたい)は、ルート内でのお
楽しみも、少しプラス出来る様に、情報を吟味して臨みたいと思います。
私のレベルの持久力(100km位でヘトヘト)で、片道/日は丁度の距離かと、もう少し乗り込めば、更にお楽しみの
領域も広げられるかも知れませんネ。
私の場合、年齢、体力、健康、あと家族(今回の相棒のセガレ)の環境、出来る事は出来る内に、特に健康あっての
お楽しみですから(そういう年齢になりつつ御座います故)。
“まだ”の方(当方のお客様、既に体験済の方が意外と多かった・・・笑)、是非一度、走られてみては如何でしょ
うか?