マスプロブランドのコンプリートバイクのアッセンブル   TOP

また、 2013 Wサスペンション MTB編も御覧ください
                     
完成車メーカーのアッセンブルは通常、生産効率から自動車やモーターサイクルの様にライン作業(私のキライな)で
行われ1〜2割の作業を残し梱包され出荷されます。
メーカー出荷時の組み付け精度は価格帯やメーカーのレベルにより差はあるものの、競技やスポーツライディングで
の使用を考えると改善の余地を残したまま出荷されることになります。(“走れればイイではないか!”と言うレベルで
あれば然程問題無いと思いますが)
一般的にはメーカーでアッセンブルされた後の部分をショップにて追加作業されて完成車になりユーザーに渡ります。 
(やればキリが有りませんし、スタッフを雇っていれば人件費が掛かり過ぎますから仕方ありませんネ)
暇な当店ではスポークの1本から組み上げる“ハンドビルドバイク”に組み立て精度を近付けたく、出来る限りパーツ
を取り外してアッセンブルのやり直しを行っています。(勿論クロスバイクもです)
お客様によっては、その違いを評価して頂ける事がタマにあります、その時が“至福の喜び”、コレッて単に自己満足で
すネ?

  以下は、当店が通常行っているアッセンブルの工程です
 
メーカーからは業界用語で言う“7分組み”で梱包されてきます、ロードやクロスバイクも同じです 
(写真はTREK6500で店頭価格67800yenのMTBです)
 作業台に載せパーツを取り外してゆきます。
(バラしてみると組み立てメーカーの水準がよく分かります、私的にTREKはUSA madeだけ
でなくTAIWANのOEM製品でも工程管理のレベルの高さを感じます・・多分ショップがうるさいから)
BBまで取り外し、音鳴り防止の為にスペシャルグリスを塗布します。
用途、、御要望、価格(15万円前後からは、勝手にやっちゃいます)によりカンパニューロ・ツールを用い
BBのフェースカット(勿論ノーチャージ)を施します
BB,クランク、リヤディレラーetc・・・・トルクレンチを使用し規定値のアッパーで締め付け
通常TAIWAN製のブレーキアウターが付い
ていますが、ダイレクト感を得易いSHIMAN
O製M-SYSTEMブレーキアウターに、インナ
ーリードパイプのライナーもオリジナルに交換
ブレーキ、ディレラーケーブルを無駄の無い
最適な長さに変更
ホイールチューニングはタイヤを外した状態で
行います。機械で組み上げただけのホイール
はスポークをしごいただけで振れが大きくなり
ます、これで後々振れが出にくくなります。
縦振れ、横振れを取りながらセンターを出して
行きます、一般の方は横振れのみを気にされ
ますがセンター出しと縦振れを取るのが時間が
掛かります。
横振れはいたって簡単に取れます、手組みの
ホイールと同等の精度を目指しチューニングを
行います。
価格に反比例して時間を要する、最たる作業箇
所です
センターが出ているかをゲージでチェック。
どんなに高い完成車のホイールでも、今まで
まったくこれらの作業を加える必要が無かっ
た物はありません。
ディスクブレーキ装着車の場合、台座の平坦度を
専用ツールで出します。
(今回のバイクはディスクブレーキ仕様ではありま
せん)
最近多いマットカラー(つや消し)のバーは
100%グリップが動きます、1度外して接着
剤で固定。
他、シートチューブの内面のバリ取り等チマ
チマした作業を行います。
スポーツドリンク等で腐食し易いボトルケー
ジのボルトスレッドにグリスの塗布。
工具の当てられるボルト類は総て緩みが無
いかを確認。
以前リヤメカの上下プーリーが1日目で脱落
した事がありました、これはシマノ(?)のミス
でしたが
ここまでの作業を台上で行います。
また、油圧ディスクブレーキ装着車は、ホース
長の適正化、ブリーディングによるエアー抜き
作業が加わります
作業台から降ろし、フロントブレーキをセット
アップして完成。
所要時間は全工程、私の作業で約3時間
〜4時間
当店では以上の様な工程を経てお客様にお渡ししています。
また、後々必要なディレラー、ブレーキ調整、リムの振れ取り、チェーンその他への注油等の基本
メンテナンスは部品交換、又は重症の場合を除きノーチャージで行ってます。
早期の持込をお願いしています。


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